不用品回収料金を安く抑えるためのちょっとしたコツ

不用品の回収は、大量にあると意外と回収費用がかかってくるもの。
でも、そういった費用はできるだけ安く抑えたいですよね?
ここでは、不用品回収費用を少しでも安く抑えるためのちょっとした工夫を紹介します。

自分でできることをする!

空き瓶

不用品回収費用はたいていの場合、
1.処分費用
2.人件費
3.車両などの費用
に分けられます。

これらの費用を下げるために必要なことを紹介します。

自治体の回収をできるだけ利用する

不用品回収費用を抑えたいのであれば、自治体のごみ回収を利用しない手はありません。
自治体なら何といっても無料で回収してくれます。
可燃ごみや不燃ごみ、資源ごみで出せるものも意外とあるかもしれません。
自治体のルールを守りつつ、出せるものがあればどんどん出しましょう。
粗大ごみの場合は自治体でも有料になりますが、自分で収集場所に持ち出すなどの手間をかける分、業者に依頼するよりは安くなります。
とはいっても、自治体は個人の敷地内に足を踏み入れて回収しないのが原則ですから、女性や高齢者の世帯では大型家具の持ち出しなどは現実的に不可能です。
料金や手間、運び出しが可能かどうかをよく検討し、無理なものは不用品回収業者を利用しましょう。

また、エアコンや冷蔵庫、パソコン、テレビといった家電製品については「家電リサイクル法」の対象になるので、購入店に処分を依頼することになっています。
ただ、買い替えなどのタイミングでなければ、購入店に依頼するのが難しいケースもあります。
そのような場合は、不用品回収業者に依頼するほうがいいでしょう。
自分では使えないと思っていても、まだまだ価値があり、買い取ってくれることもあります。
量そのものが減れば、人件費と車両費を抑えることができます。

できるだけ自分で分別をしておく

遺品整理やゴミ屋敷の処分などに直面して、不用品回収業を利用するケースは多いでしょう。
このような場合、さまざまな種類、かつ大量な不用品が出ることが予想されますね。
業者の中には、ゴミの分別からやってくれるところもあります。
個人が急に亡くなったり、遺族が忙しくてなかなか整理できないといった場合には、一から業者に依頼するのもいいですね。
ただ、その分費用は高くなります。
分別だけでも自分でやっておくといいでしょう。

「家電リサイクル法」対象のものと一般の粗大ゴミを分けておく、空きカン・ビン類、古紙などに分類しておけば、回収してもらうだけで済みます。
分別がしっかりできているだけでも費用に差が出る場合もあります。
もちろん、不用品回収業者がどこまでやってくれるのか、分別から依頼すると費用はどのくらい加算されるのかなど、あらかじめ確認をしておきましょう。

また、自分で整理した不用品を階下におろしておく、または家の外に出しておくことで運搬作業が楽になりますし、作業時間の短縮にもなります。

複数の業者から見積もりを取って比較する

比較

コストを抑えたいときの基本中の基本、それは「複数の見積もりをとって比較すること」です。
まずはニーズにあった業者をいくつか探し、それぞれ見積もりを依頼しましょう。
自宅から距離があると出張費が加算されることも考えられます。
不用品回収業者の費用をできるだけ安く抑えるには、1社だけでなく複数の業者の費用を比較することも忘れてはいけません。
まずは、自分の条件に合ったサービスを行なっている不用品回収業者をいくつか探し、それぞれ見積もりを取りましょう。
自分が求めている不用品回収業者を探すには、何を回収してほしいかがポイントになります。
また、自宅からの距離についても考慮しましょう。
そうして、複数の不用品回収業者から見積もりが出たら、その中から最も安い業者を選びます。
こうすることでコストを抑えることができます。

おまとめや買い取りでとにかく費用を抑える!

引っ越し用段ボール

不用品が大量に発生するといったら「引っ越し」です。
引越しといったら、さまざまな雑務が発生しますね。
不用品の処分、引っ越し業務そのもの、ハウスクリーニング、エアコンの取り外し・取り付けなど、やることがてんこ盛りで猫の手も借りたいほどです。
すべて自分の手でやるのは無理なので、それぞれ専門業者に依頼するケースが多いのですが、不用品回収業者によっては、こういってさまざまな雑務を一手に引き受けてくれるところもあるのです。
まとめてお願いすることで料金の交渉もできますし、何より手間が省けていいですね。

まだ使えるものがあれば、処分ではなく買い取ってくれることもあります。
実店舗でリサイクルショップを運営している不用品回収業者なら、他よりも高く買い取ってくれることも期待できます。
こういった店舗は海外にも販売ルートを持っていることが多いもの。
素人からみれば不用品であっても、プロの目から見ればまだまだ使えるもの、日本では使えなくても海外では評価が高いものなどがあります。
そういったものは1点でも多く買い取ってもらいましょう。
不用品に処分にかかる費用からリユースできるものの買い取り代金を差し引いてくれるので、処分にかかる費用を抑えることができます。

まとめ

ちょっとした工夫で、不用品回収にかかる費用を抑えることができます。
けれども中には、大型家具のように少し動かすのも大変なケースもあります。
そういった場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。

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