不用品回収業者を選ぶときのポイント2つ
家に不用品があったとき、不用品回収業者に頼んで引き取ってもらうのが便利ですね。
でも、どの業者を選ぶのがいいのでしょうか?
依頼するとしたら、できりだけ回収費用は低く抑えたいものです。
家の郵便受けには不用品回収業者のチラシがよく投函されていますし、「不用品回収業者」とインターネットで検索すると、実に多くの業者がヒットします。
そして、どのチラシやホームページを見ても「無料見積もり」「格安で回収いたします」「迅速対応」といった言葉が溢れています。
このように多くの業者の中から自分にとって最適なところを選ぶにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、不用品回収業者の選び方のポイントを紹介します。
実店舗のリサイクルショップを運営している業者を選ぶ!
不用品回収の中には、不用品を買い取ってくれるところもあります。
自分では「これはもう使えない」と思っていても、プロの目から見ると価値があるケースも少なくありません。
かといって、「これはAの業者に引き取ってもらう。あれはBの業者に買い取ってもらう」……なんて細かく振り分けていたら時間も手間もかかってしまいます。
不用品回収業の中には、リサイクルショップのような独自の再販ルートをもっているところがあります。
リサイクルショップを不用品回収業者が持っていれば、買い取ってくれるアイテムの幅が広くなりますし、他の業者を通さずにエンドユーザーへ販売されることになるので、同業他社より高額での買い取りが期待できるのです。
また、リサイクルショップを運営しているような不用品回収業者は、海外での販売ルートを開拓していることもあります。
日本では使えなくなってしまったものでも、海外ではまだまだ需要があるなんてことは多いもの。
特に日本の家電製品の部品は海外では高く評価されていますから、海外ルートを持っているかどうかをチェックしておいたほうがいいでしょう。
リサイクルショップを運営している不用品回収業者なら、結局値段がつかなかったものも、まだ価値のあるものも一緒に回収していってくれるので、まさに一石二鳥です。
かつ発生した回収費用から買い取り金額を差し引いてくれるので、不用品の回収費用を抑えることもできるのです。
また、他の誰かに使ってもらうことでエコ社会にも貢献できるようでちょっぴりうれしいですよね。
ただ、業者によって得意とする買取対象のアイテムが異なるので、他の業者と比較することが難しい場合もあります。
冷蔵庫や電子レンジといった家電の場合は、買い取り価格が出しやすいものはあらかじめ電話で聞けば教えてくれます。
また、ホームページで買い取り実績を公開しているところもありますから、事前にチェックしてみましょう。
「不用品は処分したいけど、お金はできるだけかけたくない!」というのは当たり前の気持ちです。
リサイクルショップを運営している不用品回収業者を選んで、賢くコストを抑えましょう。
不用品回収以外にも色々手を借りられる業者を選ぶ!
不用品回収業者は不用品の回収だけでなく、それに関連する生前・遺品整理、ゴミ屋敷・汚部屋の片づけ、ハウスクリーニングからエアコンの取り外し・取り付け、引っ越しに至るまでさまざなま業務を展開しています。
不用品が出るタイミングというのは、引っ越しや建て替え、模様替えなどが多いですよね。
回収を頼むのなら、他のサービスもまとめてお願いできるところが便利です。
例えば引越しのとき、「回収はここ。引っ越しはこの引越し業者。エアコンはあの電気屋さん。ハウスクリーニングはあそこ」と、内容によって依頼先がバラバラだと、ただでさえ忙しいのにそれだけで体力を消費してしまいます。
この煩雑な業務を1カ所にまとめて依頼することで自分自身のto doリストがかなり減りますし、まとめて依頼することで料金の割引も期待できます。
また、引越しをできるということは、それなりのノウハウがあるということの裏付けになります。
単なる不用品回収なら、それほどの気づかいは必要ありません。
時には解体してから運搬することもあるほどです。
けれども、引越しをなるとそうはいきません。
お客様な大事な「家財道具」を家から運び出し、新居に運び入れるのです。
大きなソファや本棚といった大型のものの搬出には、経験とノウハウが必要不可欠です。
家屋に傷をつけない配慮と技術が必要ですし、スタッフ同士で息の合った連携プレーができるかどうかも重要です。
また、マンションのような集合住宅ともなれば、他の居住者に迷惑をかけたり、共有スペースに傷をつけたりしないような注意も払わなければなりません。
このように見ていきますと、引っ越しも請け負うことのできる不用品回収業は技術面でも信頼できると考えていいでしょう。
また、不用品回収と一緒に依頼することが多いのがハウスクリーニング。
いらないものを一掃したら、その場でクリーニングをはじめた方が時間の節約にもなります。
例えば、ゴミ屋敷や汚部屋は、不用品を搬出した後の状態はかなり汚れている場合が多いもの。
ゴミ屋敷の片付け後や引っ越すときの退去後、不動産売買の引き渡し前などのタイミングで同じ業者に依頼する方が、時間と手間、さらにコストの無駄を省くことができるでしょう。
まとめ
不用品回収業者を選ぶ上で大事な2点について紹介しました。
「この不用品まだ使えるかも?」「回収だけでいいの?他にもお願いしたほうが意外と便利では?」という見方をすると、おのずと業者が絞れてくるのではないでしょうか。
チラシやインターネット上の甘い言葉に左右されず、自分に最適な業者を選んでくださいね。